日清食品グループ陸上部は2日、男子長距離の大迫傑が31日付で退社することを発表した。昨春の入社以来、練習拠点としてきた米オレゴン州で「プロ」として4月以降も活動を続けるという。

 「自らの目指す競技ができるという自信がつき、プロとして再出発することを決意した。しっかり結果を出したい」とのコメントを出した。6月の日本選手権に出場し、8月の世界選手権(北京)代表を目指すという。

 23歳の大迫は早大時代の2011年ユニバーシアードの1万メートルで優勝し、13年世界選手権に出場。昨年は仁川アジア大会の1万メートルで2位に入った。