序盤からペースが上がらなかった男子は、レリサ・デシサ(エチオピア)が終盤に強さを発揮した。勝負に徹したレース展開で、2時間9分17秒の優勝タイムは自己ベストから4分32秒も遅かったものの「35キロすぎに仕掛けて勝利を確信した」と喜んだ。

 初制覇した2013年は一般ランナーがゴールするころに連続爆破テロが起きた。この日は沿道に「ボストン・ストロング」の応援幕が数多く掲げられ、「自分の力にもなった」と市民の声援に感謝した。