日本陸上競技連盟は21日、都内で会見を開き、世界リレー選手権(5月2、3日・バハマ)の日本代表選手を発表した。

 男子400メートルリレーは桐生祥秀(19=東洋大)ら補欠を含めて5人が選ばれた。

 もっとも、故障の高瀬慧(26=富士通)と山県亮太(22=セイコー)はメンバーから除外。さらに、19日の織田記念の男子100メートルを制したケンブリッジ飛鳥(21=日大)も脚の不安で辞退。同大会の8位以内には来年リオデジャネイロ五輪の出場枠が獲得できるが、ベストメンバーの組めなかった日本代表にとって厳しい戦いになりそうだ。

 男子1600メートルリレーには佐藤拳太郎(20=城西大)ら5人、女子400メートルリレーは福島千里(26=北海道ハイテクAC)ら5人、女子1600メートルリレーは青山聖佳(18=大阪成蹊大)ら5人が選ばれた。