ケニア勢が上位を占めた。男子は30歳のエリウド・キプチョゲが2時間4分42秒で初優勝した。

 5秒差の2位に前回王者のウィルソン・キプサングが入り、世界記録を持つデニス・キメットは終盤遅れて2時間5分50秒で3位だった。

 女子はティギスト・トゥファ(エチオピア)が2時間23分22秒で初制覇した。世界記録保持者で引退レースのポーラ・ラドクリフ(英国)は2時間36分55秒で完走した。

 障害者の世界選手権を兼ねた車いすの部は男子の副島正純(ソシオSOEJIMA)が1時間31分33秒で3位、女子の土田和歌子(八千代工業)はレース中のパンクが響いて7位だった。2位までに与えられる来年のリオデジャネイロ・パラリンピック出場枠獲得はならなかった。