北京で22日に開幕する世界陸上選手権に出場する日本代表の第1陣が18日、北京に到着し、3大会連続出場となる男子短距離の高瀬慧(富士通)は「今までで一番いい状態。何よりも結果を残したい」と手応えを口にした。

 最初の種目となる男子マラソンの前田和浩(九電工)は「最初なので緊張するが、しっかり流れをつくっていけるように頑張る」と意気込んだ。

 藤原正和(ホンダ)は「30キロ以降で勝負できるように、前半からついていきたい」と述べ、8位入賞を目標に掲げた。

 男子20キロ競歩の世界記録保持者、鈴木雄介(富士通)は金メダルが期待される。5月ごろから恥骨に痛みを抱えているというものの、コンディションは上々の様子だった。

 短距離で男子の藤光謙司(ゼンリン)と16歳のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)や女子の福島千里(北海道ハイテクAC)は20日に北京入りする。