男子200メートルのサニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高2年)が、準決勝で敗退した。向かい風0・2メートルの同2組で20秒47の5着。藤光謙司(29=ゼンリン)と高瀬慧(26=富士通)も準決勝敗退した。

 ボルトと同じ3組の藤光、高瀬も決勝切符は遠かった。藤光が20秒34で7着、高瀬は20秒64で最下位の8着。19秒95のボルトにどんどん離された。高瀬は「全然、ファイナルに引っかからないような走り。もっと力をつけないと」と涙ながらに話した。これで日本勢3人は準決勝で敗退。それでも藤光は同400メートルリレーに向けて「3人がセミファイナルに残って、悪いタイムで走っていない。しっかりバトンがつながれば、日本記録(38秒03)の更新も見えてくる」と話した。