来年1月2、3日に行われる第92回箱根駅伝の予選会が行われ、日大、帝京大など10校が本大会出場を決めた。

 9位に滑り込んだ東京国際大が初出場を決めた。予選会には49校が参加し、各校の上位10人の合計タイムによって10校が選出された。10位上武大と11位国士舘大の差はわずか10秒だったが、明暗を分ける結果となった。

 初出場を決めた東京国際大の大志田秀次監督(53)は「最初の5キロの入りが良かった。最後1、2秒の争いになるとは言ってきた。選手たちは100%の走りをしてくれた」と褒めちぎった。

 選手たちは、正式発表前に初の通過は確信していたが、実際に発表されると全員が感涙にむせんだ。

 関竜大主将(4年)は「18キロ地点でチームメートがかかげてくれたボードに『15キロ 10位国学院 +4秒 12位TIU(東京国際大)』というのが見えたので、行けると思ってスパートしました」と笑顔を見せた。

 同大駅伝部の創立は11年2月で、初めて予選会に出たのは12年10月。創部5年目で初出場を決めた。