30歳の森岡紘一朗(富士通)が3時間44分27秒で優勝し、3大会連続の代表入りを決めた。

 森岡は日本陸連が定めた3時間45分2秒の派遣設定記録を突破し、選考基準を満たした。

 管野智文(東洋大)が3時間54分24秒で2位、吉田琢哉(盛岡市役所)が3位だった。

 日本記録保持者の山崎勇喜(自衛隊)は右膝を痛めて途中棄権した。

 50キロ競歩では世界選手権3位の谷井孝行(自衛隊)が代表に決まっており、残る1枠は来年4月の日本選手権(石川県輪島市)後に決まる。