陸上男子ハンマー投げで6月の日本選手権を制した野口裕史(32=群馬綜合ガードシステム)が3月末で所属先を退社し、競輪選手に転向することが18日、関係者への取材で分かった。

 既に日本競輪学校の入学試験に申し込んでおり、合格すれば来年5月に入学となる。

 北海道・函館工高、順大出の野口は昨年まで20連覇中だった2004年アテネ五輪金メダリストの室伏広治(ミズノ)が欠場した日本選手権で21年ぶりに新王者となった。