日本陸連は22日、2020年東京五輪で活躍が期待される「ダイヤモンドアスリート」に認定した13選手を発表し、ともに16歳で日本ユース選手権の男子で走り幅跳びを制した橋岡優輝(東京・八王子高)と棒高跳び優勝の江島雅紀(神奈川・荏田高)が新たに加わった。

 世界選手権の男子短距離代表、サニブラウン・ハキーム(東京・城西高)ら1期目の11選手の指定は継続となった。

 選ばれた選手は中長期的な視点でエリート選手として強化され、語学力向上も目指す。

 サニブラウンが世界ユース選手権で2冠に輝くなどメンバーの飛躍が目立ち、山崎一彦強化副委員長は「想像以上に頑張ってくれたので(新規の)2人も即戦力として活躍してほしい」と期待した。

 父は棒高跳び、母は100メートル障害などで日本選手権を制した陸上一家に育った橋岡は「東京五輪での入賞を見据えて、頑張っていきたい」と抱負を述べた。