第92回箱根駅伝(来年1月2、3日)の監督会議が29日、都内で行われ、区間エントリーが発表された。

 青学大、東洋大、駒大の3強を追うダークホース的な存在で、前回5位の早大は、相楽豊新監督になって初の箱根となる。今回は「スーパーエースはいないが、実力が拮抗(きっこう)。何区間かで、まだ迷っている」と、うれしい悲鳴を上げた。

 その中でも、相楽監督が「往路のキーポイント」と話すエース区間の2区には、ケガから復帰した高田康暉主将(4年)が間に合った。高田主将は、9月にふくらはぎを痛め、出雲、全日本の2大大学駅伝を欠場。箱根一本に絞って調整してきただけに、「経験値もある。ここに来て、調子も上がってきた」と、相楽監督の期待は大きい。