陸上女子棒高跳びの世界記録保持者で33歳のエレーナ・イシンバエワ(ロシア)が6日、復帰戦として予定していたボルゴグラードでの室内競技会を足のけがを理由に欠場した。タス通信などが報じた。練習中にアキレスけんを痛めたという。

 イシンバエワは2013年にモスクワで行われた世界選手権で3度目の優勝を果たし、14年6月に女児を出産。ロシア陸上界の組織的なドーピング問題で揺れる中、リオデジャネイロ五輪に向けて復帰を目指している。