順天堂大と千葉県などは26日、2020年東京五輪に出場する陸上の米国代表チームが千葉県印西市のさくらキャンパスで事前合宿を行うことで同国陸連と合意したと発表した。佐倉市など地元自治体と連携して誘致を進めていた。

 順大は昨年4月、陸上競技場を国際大会に対応可能な仕様に全面改修した。昨夏の世界選手権(北京)の事前キャンプで米国代表を受け入れた実績もあり「施設・設備面、安全面に関して信頼を得られたことに加え、トレーニング補助や通訳ボランティアを務めた学生たちの『おもてなし』も高く評価された」と経緯を説明した。