「美女ハードラー」として知られる木村文子(27=エディオン)が日本選手権に向けて順調な歩みを示した。

 午後からの2本目で追い風2・3メートルの参考記録ながら13秒19をマーク。13秒31(追い風2・2メートル)だった午前の1本目から修正し「日本選手権前にこういうレースができて良かった。鳥取のみなさんに感謝したいです」と笑顔を見せた。

 午前中のレースでは、今年4月に張り替えられたトラックに対し「タータンがすごく反発をくれる」と想像以上の環境に対応できなかった。それでも2本目にはきっちりと修正。今月末に迫る日本選手権へ「いいコンディションのレースで、私のコンディションも良ければいいレースができる。課題は1本目からこのレース(2本目の走り)をしたい」と振り返った。