1月の箱根駅伝で優勝した青山学院大陸上競技部駅伝メンバーだった20代の男性から暴力を受けたとして、知人女性が警視庁代々木署に被害届を出していたことが21日、同署への取材で分かった。

 代々木署は傷害容疑で捜査しており、男性から事情を聴く方針。

 代々木署によると、1月26日夜、女性は都内の自宅で男性と口論になり、頭を頭突きされたり、腹を殴られたりし、全治2週間のけがを負った。女性が男性に贈った時計を返すよう求めたところ口論になったという。

 男性は駅伝メンバーとして、1月の箱根駅伝の優勝に貢献。現在は卒業している。