リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルの桐生祥秀(東洋大)は向かい風1・9メートルの100メートルで、10秒35の2位だった。

 アサファ・パウエル(ジャマイカ)が10秒20で1位になった。桐生は今季最終戦。大会は男女各10種目の順位に応じた合計得点で争われ、日本は4位だった。

 リオ五輪代表では男子の400メートルでウォルシュ・ジュリアン(東洋大)が46秒09で1位となり、110メートル障害の矢沢航(デサント)は13秒74、棒高跳びの山本聖途(トヨタ自動車)は5メートル60でともに2位。女子400メートル障害の久保倉里美(新潟アルビレックス)は57秒06で3位だった。

 桐生は「タイムどうこうより、いろいろ試したいことがあった。変えていきたいと思っているところが、まだまだしっくりこない。足りないものがもう少しある」と話した。