青学大が神って連覇－。大学駅伝シーズン開幕を告げる出雲全日本大学選抜駅伝（１０日午後１時５分号砲、６区間４５・１キロ）の開会式が９日、島根・出雲市民会館で行われた。昨年度箱根連覇メンバー６人を擁する青学大は今大会連覇で、昨年逃した全日本（来月６日）箱根（来年１月２、３日）を含めた大学駅伝３冠を目指す。

　原監督は今大会の作戦名を「神ってるぞ　青山大作戦」と命名。監督の出身地、広島が２５年ぶりにセ・リーグ制覇。今大会１区は広島で「神ってる」とたたえられた鈴木と同じ名前の１年生鈴木塁人（たかと）。母親が野球好きで名前に「塁」が入り、中学まで野球をしていた。「先輩方をびっくりさせる走りをしたい」と「１番バッター」としての覚悟を決めた。原監督は「出雲は神ですし、赤の次は青」と、開幕初戦から「神ってる」躍進を宣言した。