花の2区(鶴見~戸塚=23・1キロ)は神奈川大・鈴木健吾(3年=宇和島東)が区間賞を取った。1時間7分17秒の歴代8位の好タイムだった。

 トップの東洋大から8秒差の5位でタスキを受け取った鈴木は、青学大一色らがそろうエース区間でグイグイと先頭を追い併走。16キロすぎで一色らを後方に置いて先頭に立つと、その後も勢いは衰えずトップで3区へつないだ。

 鈴木は「1区の山藤がいい位置でつないでくれた。リラックスして走れた。後半勝負で、残り8キロから自分の走りができた。(最後の坂は)攻略法は根性、死ぬ気で走りました。今まで特別なことはしていない、コツコツと積み重ねたことが結果になった」と笑顔で振り返った。