2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレーでドーピング違反によって国際オリンピック委員会(IOC)から金メダル剥奪を発表されたジャマイカのネスタ・カーターが16日までに、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。ロイター通信がカーターの弁護士の話として伝えた。

 カーターはウサイン・ボルトらとともに400メートルリレーの金メダルを獲得したが、最新技術を用いた再検査で禁止薬物に陽性反応を示した。