陸上のリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(25=ミズノ)が1日、同五輪200メートル代表藤光謙司(30=ゼンリン)らとの米ハワイ合宿から成田空港着の航空機で帰国した。

 真っ黒に日焼けし、ワイルド感もアップした飯塚は「(200メートルで)20秒を切るための充実した合宿でした」と語った。コーナーでの加速、トップスピードなどを強化。200メートルで100メートルの折り返しを「10秒2台前半」で走ることを目指している。現在は「10秒3台」という。200メートルの自己ベストは20秒11。「0・1秒早くなれば、日本記録(20秒03)を目指せると思う。加速のスピードがいいと後半の記録も良くなる」と力を込めた。

 今季初戦は米国を予定しているという。複数の選択肢から、今後の調整具合でレースを絞っていく。飯塚は「五輪の後の年なので、選手の入れ替わりもあり、活躍するにもチャンス」と上位進出を見据えた。