リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(25=ミズノ)が17日、米国遠征から成田空港着の航空機で帰国した。

 今季初戦は追い風2・2メートルの参考記録の中で20秒73。「手応えがありました。初戦の中では早い」と振り返った。タイムは平凡だったが「緊張感を味わえて、スイッチを入れられた」と実戦感覚を取り戻せたことが収穫だった。今後は静岡国際(5月3日)、セイコーゴールデングランプリ(同21日)に出場予定だ。

 200メートルでは期待の18歳・サニブラウンが20秒41を出し、8月の世界選手権(ロンドン)の参加標準記録(20秒44)を突破した。「レベルが高ければ高いほど刺激になる。ライバルの存在は大きい」と後輩からの突き上げを歓迎していた。