陸上の山県亮太(24=セイコーホールディングス)がエントリーしていた布勢スプリント(4日・鳥取)を欠場することが31日、明らかになった。

 関係者によると30日の夜に棄権届けを大会事務局へ提出したという。

 山県は3月のオーストラリアの競技会で10秒06を出し、8月の世界選手権(ロンドン)の参加標準記録を突破したが、右足首を負傷した。6月の日本選手権へ向け、状態を悪化させないために大事を取って、参加を取りやめた。

 織田記念国際(4月29日)と、セイコーゴールデングランプリ川崎(21日)にもエントリーしていたが、欠場していた。約3カ月、試合から遠ざかった状態で、日本選手権に挑むことになる。