来月4日に開幕する陸上の世界選手権(ロンドン)の男子110メートル障害代表・増野元太(24=ヤマダ電機)が19日、都内で練習を公開した。

 日本選手権の予選では日本記録に100分の1秒に迫る13秒40をマーク。ロンドンの舞台では日本記録の更新も期待されるが「コンディションを合わせられれば、出せない記録ではない。いけると思います」と語った。

 世界選手権ではリオ五輪の金メダリストで、今季の世界ランク1位のオマール・マクレオド(ジャマイカ)との対戦を熱望し「3ランクぐらいレベルが上の選手ですが、一緒に走って何か感じることがあれば」。準決勝進出を目標に掲げて「大きい舞台で自分の力を出し切りたい」と力を込めた。