栃木県警足利署は17日、コンビニ店で化粧品などを万引したとして窃盗の疑いで、陸上の世界選手権女子マラソンの元代表で同県足利市南大町、契約社員原裕美子容疑者(35)を逮捕した。

 原容疑者は世界選手権に2度出場し、2005年のヘルシンキ大会で6位に入賞した。05年の名古屋国際女子マラソンで優勝、07年の大阪国際でも優勝している。

 逮捕容疑は7月30日午後4時10分ごろ、足利市内の「セブン-イレブン足利大月町店」で、化粧品や食料品など8点(計約2600円相当)を万引した疑い。

 足利署によると、容疑を認めている。在庫整理で商品が足りないことに気付いた店長が今月3日、署に届け、店の防犯カメラの映像などから浮上したとしている。