陸上男子短距離の山県亮太(25=セイコーホールディングス)が20日、鳥取市内で行われた中国5県対抗選手権の男子200メートルにオープン参加し、予選で20秒89(追い風1・4メートル)だった。決勝は棄権した。

 レース後は肩で息をしながら、座って呼吸を整えた。「練習の200メートルと全然違う。足が酸欠してる」と振り返った。

 前日19日は100メートルに出場した山県はこの日、100メートルの中盤以降を強化として「9割以上のスピードを維持」する練習の一貫として、200メートルにも参戦。200メートルは昨年4月の6大学対抗戦以来で、自己ベストは13年に出した20秒41。