第94回箱根駅伝記者発表が10日、都内で行われた。

 11月の全日本大学駅伝で20年ぶりの優勝を果たした、神奈川大の大後栄治監督(53)は「昨年度、12年ぶりにシード権を取ることが出来ました。4年生は全部で10名。4年生の選手8名が全員、エントリーできた。監督30年やって初めて。大変、雰囲気がいい。締まるような雰囲気」と笑みを浮かべた。

 一方で「全日本ではうまくいきましたけれど、箱根は別もの。どこが抜け出すか予想できない」と箱根駅伝へ向けて気を引き締めた。目標については「往路を何とか優勝、総合は3位に入れるようやっていきたい」と語った。キーマンについて聞かれると「4年生全員」と即答した。