ロケットスタートで復活優勝を狙う。東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に出場する神奈川大が17日、横浜市内のキャンパスで練習を公開した。昨年度は1、2区で首位に立ち、総合5位で12年ぶりのシード権を獲得。今季も1区山藤篤司(3年)が上位につけ、2区は昨年度区間賞の鈴木健吾(4年)で一気に首位に立ち、独走する作戦で臨む。「1、2区でどれだけ稼げるか」と鈴木が言えば、大後監督も「1、2区でぶっちぎりたい」と20年ぶりの優勝へダブルエースに期待を込めた。

 近年低迷も、昨年度5位、今季は11月の全日本を制し青学大、東海大とともに3強と目される。約100人の報道陣に、大後監督は「例年の5倍」と期待値の高さを実感するように言った。