男子で川内優輝(埼玉県庁)が速報記録で2時間15分58秒をマークして初優勝した。日本勢で1987年大会覇者の瀬古利彦以来31年ぶりの快挙となった。

 レースは大雨と強風の悪条件の中で争われ、川内は40キロすぎでトップを走っていた昨年優勝のジョフリー・キルイ(ケニア)をかわした。

 ボストンは国際陸連が求める条件を満たしていない片道コースのため、公認記録とはならない。

 川内優輝の話 ただ前だけを見て、ひたすら前だけを見て自分のベストの走りをしたら勝てました。(強風で大雨だったが)私にとっては最高のコンディションでした。