青学大時代に「3代目山の神」と呼ばれた神野大地(24)が26日、コニカミノルタを今月30日付で退社し、20年東京オリンピックへ向け、プロに転向すると発表した。

 コニカミノルタを通じてコメントを発表した。

 「私、神野大地は4月30日をもって退社させていただくことになりました。恵まれた環境から離れることは大きな決断ではありましたが、東京でのオリンピックにマラソン競技で出場したいという目標を達成するために、私自身の責任でチャレンジしてみたいと思いました。日頃より温かいご支援を下さいました会社の同僚の皆さん、練習を共にしたチームメートには大変お世話になりましたし、何よりこの私の考えを後押しして下さいましたコニカミノルタ株式会社には感謝の気持ちでいっぱいです。これまでのご声援に心から感謝し、今後もさらに頑張ります」

 神野は青学大2年時に箱根駅伝2区を走り区間6位。3、4年は山上り5区で、連覇に貢献した。16年にコニカミノルタに入社し、初マラソンとなった昨年12月の福岡国際は2時間12分50秒の13位。2度目のマラソンとなった2月の東京は2時間10分18秒の18位だった。