日本陸連は25日、山口市内でアジア大会(8月、ジャカルタ)の日本代表内定選手発表記者会見を行った。すでにマラソン、競歩で9人の代表が決まっており、新たに49人の代表を発表。合計で58人となった。記者会見に出席した代表選手のコメントは、以下の通り。

 ▽男子短距離・山県亮太(セイコー)「本当に身が引き締まる思いです。国を背負って戦う。気持ちを新たにして、全力を尽くしたい。東京五輪に向けてアジアのレベルが高くなってきている。ここで1番になれば、世界の決勝が近づいてくる。まずはアジア一を取って、世界へのステップアップにしたい」

 ▽男子短距離・ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)「アジア大会初出場ですが、しっかり自分の走りをしていい結果を残したい。日本選手権のタイムだと勝つことは難しい。残り少ないけれど、もう1段階上のレベルの走りができるように準備したい」

 ▽男子短距離・飯塚翔太(ミズノ)「前回大会に引き続き、代表に選ばれてうれしく思う。アジアに日本の強さをアピールしたい」

 ▽男子障害・金井大旺(福井県スポーツ協会)「僕は初出場なので2カ月しっかりと準備して、最大限のパフォーマンスをしたい」

 ▽男子障害・岸本鷹幸(富士通)「ケガからの復帰で代表になれた。(経験を生かして)年下の選手のよりどころになりたい」

 ▽女子短距離・福島千里(セイコー)「アジア大会3回目になるんですが、過去2大会で大きなきっかけを得ている。世界につながるように頑張りたい」

 ▽女子長距離・鍋島莉奈(日本郵政グループ)「アジア大会初出場なので、日本代表チームとして、誇りを持って自分の走りをしたい」