日本は38秒09の2位だった。日本歴代7位の好タイムだったが、今季世界最高記録を出した昨夏の世界選手権金メダルの英国に0秒48差で敗れた。

 日本選手権の男子100メートルを制した山県亮太(26=セイコー)が左脚の違和感により大会直前で帰国。その代役として1走には小池祐貴(23=ANA)が起用された。2走以降は順に飯塚翔太(27=ミズノ)桐生祥秀(22=日本生命)ケンブリッジ飛鳥(25=ナイキ)のリオ五輪銀メダルの布陣。山県を欠く布陣ながら層の厚さを見せて、記録は上々だったが、同時に世界の頂点との差も痛感させられる結果となった。

 次戦は5大会ぶりの金メダルを狙うジャカルタ・アジア大会(8月)。来月上旬から山梨県内で合宿を積み、本番へ向かう。