青学大が史上初となる2度目の年度3冠へ、まず出雲路を制した。2時間11分57秒で2年ぶり4度目の優勝を果たした。

原晋監督はレース後、「4度目の優勝だったが、1回目の初優勝した時は私自身が、君臨型でやってきたが、今はサーバント型で選手自身が自分自身の気持ちで頑張ってくれた。学生には感謝したい。(1冠を取って)史上初の2度目の3冠に向けて気を引き締めて頑張っていきたい」と先を見据えた。

選手のコメントは以下の通り。

▽1区・橋詰大慧 3冠に向けて、いいスタートダッシュが切れるようにと思っていたので、トップで襷を渡せてよかった。区間賞はうれしい気持ちでいっぱい。

▽2区・鈴木塁人 (初の区間賞に)これまでは1区かアンカーだった。2区ということで橋詰さんがあの形でつないでくれたので、いい流れを加速させて渡せてよかった。

▽3区・森田歩希 1区、2区が区間賞で素晴らしいスタートだった。4区以降に初の選手が2人いたので、安心して走ってもらうため、差を開こうと思って走った。

▽4区・吉田圭太 スタート前に結果を聞いて、いつも以上に余裕もってスタートできた。区間賞は先輩方のおかげで気持ちよく走れた。

▽5区・生方敦也 先輩達がタイムを稼いでくれたので、リラックスして楽しく走れた。

▽6区・竹石尚人 1区から5区までいい走りしてくれたので、いい流れで走れた。(27秒差には)デビュー戦の生方のスパートを見たら、感じるものがあった。抜かれるようなことがあったら、青山学院大のエースになれないと思ったので、気持ちで頑張った。