ジャカルタ・アジア大会の陸上男子200メートルで金メダルを獲得した小池祐貴(23)がANAから住友電工へ移籍することになった。22日、住友電工が発表した。元走り幅跳び日本記録保持者で、臼井淳一コーチ(61)と12月1日付で入社するという。

3月に慶大を卒業した小池は今季、大きく飛躍した。200メートル自己記録は昨季まで20秒58だったが、ジャカルタ・アジア大会決勝では日本歴代7位となる20秒23で、末続慎吾以来となる日本人12年ぶりの同種目の頂点に立った。

同社には来春、17年世界選手権男子400メートルリレー銅メダリスト多田修平(22=関学大)も入社する。日本代表2人を獲得し、一気に注目度が高まるチームとなりそうだ。2人に加え、今年9月の日本学生対校選手権の男子100メートルを制した永田駿斗(22=慶大)の3人は来月6日に大阪府内で会見する。