日本陸連は17日、都内で理事会を開き、来年の世界選手権(ドーハ)の代表選考要項案を承認した。

男子100メートルでは10秒10など、国際陸連が定める参加照準記録を突破した上で、日本選手権を制した選手がまず内定。その他の決め方と優先順位は以下の通り。

<1>参加標準記録を満たし、国際陸連のランキング制度の上位選手

<2>参加標準記録を満たし、アジア選手権を優勝した選手

<3>参加標準記録を満たし、強化委員会が推薦する選手

<4>アジア選手権優勝で、強化委員会が推薦する選手

20年東京オリンピック(五輪)で、国際陸連はランキング制度を参加の基準とする見込みで、今回、日本陸連もランキングを重視した選考方法に決めた。

リレー種目の代表選考要項案に関しては、来年3月の理事会で承認する予定。