2月3日に開催される「第68回別府大分毎日マラソン」の記者会見が17日、福岡市内で行われ、国内外の招待選手15人らが発表された。

「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2018-2019~東京オリンピック(五輪)マラソン代表選手選考競技会~」も兼ねた今大会は、日本人1位で2時間11分以内など条件をクリアした選手がMGC出場の資格を得る。この日発表された国内招待選手には、すでに資格を得ている4選手がエントリー。それ以外に「新星」が飛び出すかに注目される。

特に大六野秀畝(だいろくの・しゅうほ、26=旭化成)は今回が初マラソンとなる。今年のニューイヤー駅伝でアンカー勝負を制して旭化成3連覇に大きく貢献した。大六野は主催者を通じて「過去2回、故障でマラソンに出場できず、悔しい思いをしてきたので、その気持ちを晴らせるようにベストを尽くし、MGCの出場権を獲得できるように頑張りたいと思います」とコメントした。

海外からは22歳の2選手を含め、勢いのある若手ランナーがエントリーした。なお、今回すべてのカテゴリーの総エントリー選手が4021人となり大会最多で、大会初めて4000人を超えた。