女子マラソンの17年世界選手権代表の安藤友香(24)がワコールに2月1日付で加入することになった。1日、ワコールが発表した。従来はスズキ浜松ACの所属として活動していた。

上半身を脱力し、両腕を下げたまま、振りは最小限にする「忍者走り」と呼ばれる独特の走法をする安藤は、17年名古屋ウィメンズで日本歴代4位となる2時間21分36秒を出した。初マラソンでは日本最高記録の衝撃だった。17年世界選手権では17位と奮わなかったが、18年大阪国際では2時間27分37秒で20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会「マラソン・グランド・チャンピオンシップ」の出場権を獲得した。

スズキ浜松ACでは近年、指導者が相次いで変わっていた。新たな環境で東京五輪を目指す。