男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)が24日、再びツイッターを更新、改めて持論をつぶやいた。23日、自身のツイッターで強烈な日本陸連批判を展開。まだ出場資格のない1万メートルの日本選手権(5月19日、ヤンマースタジアム長居)の要項に記される強化委員会の推薦での出場を申請したが、断られたと明かしていた。

この日は、批判的な反応に「問題は断られたことじゃなくて、規定が不透明が故に幾らでも強化委員の人の思惑でどうにでもなってしまうって事」と記した。続けて「最初からオリンピックまたは世界陸上のメダリストに限る等、明記されている中で駄々こねるほど馬鹿じゃないですよ」と続けた。

大迫は日本選手権1万メートルに「本連盟強化委員会が特に推薦する本連盟登録競技者」での出場を申請したが、強化委員会側から「大迫くんが日本選手権でいい走りをするとそれに負けた選手のランキングが下がり、不平不満が出るから」という理由で断られた。このことに関して「なぜこの様な項目を入れたのか」と記し、理由を推察。強化委員会が所属するチームの「お気に入りの選手を出場させたいから」と公平性への疑問を呈していた。