今季の学生3大駅伝開幕戦となる大会で東京国際大が大会史上初の初出場初優勝を達成した。青学大がフィニッシュ直前に逆転して2位。東洋大が3位。連覇を目指した国学院大は4位、昨年2冠の駒大は6区でエース田沢廉が追い上げたが5位に終わった。


「大学3大駅伝」の残る2戦、全日本大学駅伝は11月7日、箱根駅伝は来年1月2、3日に行われる。


◆出場チーム

札幌学院大、北大、東北学連選抜、駒大、創価大、東洋大、青学大、東海大、早大、順大、帝京大、国学院大、東京国際大、北信越学連選抜、皇学館大、立命大、関学大、大阪経大、広島経大、日本文理大

◆確定エントリーメンバー一覧



◆レース経過】】※タイムは速報値


6区=10・2キロ (島根ワイナリー前〜出雲ドーム前)

◆フィニッシュ ヴィンセント・イエゴンがトップ独走でフィニッシュ。東京国際大が初出場で初優勝。青学大が直前で国学院大をかわし2位でゴール。区間賞は東京国際大・ヴィンセント・イエゴン


(1)東京国際大 2時間12分10秒

(2)青学大 +1分57秒

(3)東洋大 +2分3秒


(4)国学院大 +2分7秒

(5)駒大 +2分43秒

(6)早大 +2分50秒

(7)創価大 +3分27秒

(8)帝京大 +4分14秒


(9)東海大 +4分43秒

(10)順大 +5分7秒

(11)立命大 +8分4秒

(12)大阪経大 +9分38秒

(13)関学大 +10分16秒

(14)皇学館大 +10分57秒

(15)北信越選抜 +11分48秒

(16)広島経大 +12分26秒

(17)札幌学院大 +13分26秒

(18)東北選抜 +13分40秒

(19)北大 +15分42秒

(20)日本文理大 +18分32秒


◆7・3キロ 4位青学大が3位東洋大をとらえる。駒大は創価大をかわし6位浮上


◆6・3キロ 1位東京国際大、2位国学院大、3位東洋大、4位青学大、5位早大


◆4・3キロ 国学院大が東洋大を突き放し単独2位。駒大は創価大をとらえ7位浮上


◆2・2キロ 国学院大が東洋大をとらえ2位集団を形成。4位青学大・横田俊吾、5位早大・中谷雄飛。6位集団に帝京大・中村風馬、創価大・嶋津雄大。8位に駒大・田沢廉


◆1キロ 東京国際大・ヴィンセント・イエゴンがトップ独走。2位東洋大は柏優吾(3年=豊川)、3位国学院大は平林清澄(1年=美方)

◆6区注目選手

【駒大・田沢廉】 1万メートル自己ベストは27分39秒21の日本人最強ランナー。3冠を目指すチームの3年生主将。

【創価大・嶋津雄大】 正月の箱絵駅伝の往路優勝に貢献。失明の可能性もある網膜 色素編性病とも闘う。

【東京国際大・ヴィンセント・イエゴン】 来日前は軍隊の指揮官を目指していた。 好きな和食は牛丼。野望はマラソン世界新。


5区=6・4キロ (鳶巣コミュニティセンター前〜島根ワイナリー前)

◆第5中継所 東京国際大・宗像聖がトップ独走でアンカーのヴィンセント・イエゴン(3年=チェビルベレク(ケニア))にタスキリレー。2位東洋大は32秒で柏優吾(3年=豊川)へリレー。区間賞は東洋大・石田洸介


(1)東京国際大 1時間42分49秒

(2)東洋大 +32秒

(3)国学院大 +42秒

(4)青学大 +1分5秒

(5)早大 +1分23秒

(6)帝京大 +1分33秒

(7)創価大 +1分37秒

(8)駒大 +2分22秒

(9)東海大 +3分1秒

(10)順大 +3分44秒


◆4・5キロ 東洋大・石田洸介が早大・伊藤大志をとらえ単独2位浮上。国学院大が3位浮上。早大は4位まで後退


◆4キロ 単独トップに東京国際大、2位早大、3位東洋大


◆3・2キロ 東洋大・石田洸介が単独3位。6秒差の4位集団に国学院大、青学大


◆2・2キロ スーパールーキーの東洋大・石田洸介が追い上げ国学院大、青学大、帝京大をとらえ3位集団を形成


◆1キロ 東京国際大・宗像聖がトップ独走

◆5区注目選手

【東洋大・石田洸介】 5000メートル前高校記録を持つ黄金ルーキー。強豪校が争奪戦の末、世界で活躍するランナーとなるべく鉄紺の一員に。


4区=6・2キロ (平田中ノ島〜鳶巣コミュニティセンター前)

◆第4中継所 東京国際大・白井勇佑がトップ独走で宗像聖(3年=学法石川)へタスキリレー。追う2位早大は伊藤大志(1年=佐久長聖)へリレー。区間賞は早大・石塚陽士


(1)東京国際大 1時間23分19秒

(2)早大 +24秒

(3)青学大 +54秒

(4)国学院大 +56秒

(5)帝京大 +1分

(6)東洋大 +1分2秒

(7)創価大 +1分13秒

(8)駒大 +1分35秒

(9)東海大 +2分53秒

(10)立命大 +3分5秒


◆4・5キロ 駒大が東洋大にとらえられ8位後退。トップは東京国際大、単独2位に早大、3位に青学大


◆2・7キロ 青学大、早大が2位集団。創価大は4位まで後退。5位駒大は4位と13秒差


◆1キロ 東京国際大・白井勇佑がトップ独走。2位集団に創価大・浜野将基、青学大・若林宏樹、早大・石塚陽士。5位に駒大・唐沢拓海


3区=8・5キロ (斐川直江〜平田中ノ島)

◆第3中継所 東京国際大・丹所健がトップを守り白井勇佑(1年=仙台育英)へタスキリレー。区間賞は8人抜きの創価大・フィリップ・ムルワ


(1)東京国際大 1時間4分21秒

(2)創価大 +29秒

(3)青学大 +33秒

(4)早大 +43秒

(5)駒大 +52秒

(6)帝京大 +1分11秒

(7)国学院大 +1分13秒

(8)東洋大 +1分19秒

(9)順大 +2分4秒

(10)東海大 +2分4秒


◆7キロ 創価大・フィリップ・ムルワが早大、青学大をとらえ2位浮上


◆6キロ 東京国際大が20秒差に開きトップ独走。2位集団に青学大、早大。創価大が国学院大をかわし4位浮上。6位集団に駒大、帝京大、8位東洋大


◆5・3キロ 創価大・フィリップ・ムルワが5位浮上


◆4キロ 東京国際大・丹所健が単独トップ。8秒ほど遅れて国学院大・藤木宏太、早大・太田直希、青学大・佐藤一世の2位集団


◆2・3キロ 東京国際大・丹所健が単独先頭。2位集団に青学大、早大、順大、国学院大


◆1キロ 順大・野村優作が先頭。すぐ後ろに東京国際大、国学院大、青学大、早大

◆3区注目選手

【青学大・佐藤一世】 19年全国高校駅伝の1区区間賞。駅伝力高く、常勝軍団の中心選手へと順調に成長。


2区=5・8キロ (出雲市役所・JAしまね前〜斐川直江)

◆第2中継所 国学院大・木付琳がトップを守って藤木宏太(4年=北海道栄)へタスキリレー。区間賞は国学院大・木付


(1)国学院大 40分5秒

(2)順大 +1秒

(3)東京国際大 +4秒

(4)早大 +5秒

(5)青学大 +5秒

(6)駒大 +14秒

(7)帝京大 +22秒

(8)東海大 +31秒

(9)東洋大 +31秒

(10)創価大 +56秒


◆4・8キロ 3位集団が先頭集団に追いつき、国学院大・木付琳が先頭。2番手に順大・平駿介、3番手に早大


◆3キロ 早大、青学大が先頭集団。3位集団に順大、国学院大、東京国際大、駒大。7位東洋大、8位集団に東海大、帝京大。10位創価大


◆1キロ 青学大・飯田貴之と早大・井川龍人がトップ並走

◆2区注目選手

【国学院大・木付琳】 姉は元乃木坂46の衛藤美彩で、義兄はプロ野球西武の源田壮亮内野手。3年時からチームの主将。


1区=8・0キロ (出雲大社正面鳥居前〜出雲市役所・JAしまね前)

◆第1中継所 ラスト1キロのスプリント勝負を青学大・近藤幸太郎(3年=豊川工)が制し、トップで飯田貴之(4年=八千代松陰)へタスキリレー。


(1)青学大 23分41秒

(2)早大 +4秒

(3)東京国際 +5秒

(4)順大 +7秒

(5)国学院大 +8秒

(6)東洋大 +8秒

(7)駒大 +16秒

(8)帝京大 +22秒

(9)東海大 +22秒

(10)創価大 +26秒


◆6キロ 創価大・緒方貴典、東海大・市村朋樹が集団の先頭に。序盤に集団の先頭にいた関学大が遅れる


◆5キロ 青学大、創価大、東海大、駒大が集団の先頭付近。広島経大も遅れ始め先頭集団は15人


◆4キロ 札幌学院大、北大、日本文理大、皇学館大が遅れ始める。先頭は16人の集団


◆3キロ 関学大が集団先頭。青学大、順大、東京国際大、東海大が先頭付近


◆1キロ 関学大・上田颯汰(3年=関大第一)がやや飛び出す。2分48秒で通過。北信越選抜、青学大、東海大が先頭付近


◆スタート地点 号砲は午後0時5分。駒大・篠原倖太朗、青学大・近藤幸太郎、早大・菖蒲敦司らが一斉にスタート。天候は晴れ、気温29・7度、湿度46%。南の風3・5メートル

◆1区注目選手

【東海大・市村朋樹】 4年生となり急成長。弟竜樹は関東でスーパーを展開するコディイイダの実業団ランナーで、中村橋店ベーカリー部の所属。

【関学大・上田颯汰】 日本インカレ1万メートル日本人1位という関西の雄。打倒関東勢が成長のモチベーション。