男子100メートル、200メートルの世界記録を持つ陸上界のスター選手、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)は6日、「あと五輪に2度出場することが目標。多分、2016年の五輪を最後に引退する」と語り、16年リオデジャネイロ五輪を現役最後のレースとする考えを示した。

 北京五輪でリレーを含む短距離3冠を達成したボルトはまた、12年ロンドン五輪後にも400メートルや走り幅跳びなど他の種目へ挑戦する可能性を示唆した。8日にローザンヌで開催されるダイヤモンド・リーグでは100メートルに出場を予定している。