陸上男子ハンマー投げの国際大会で2連勝した室伏広治(ミズノ)が4日、クロアチアのザグレブから中部国際空港に帰国した。

 2004年アテネ五輪金メダリストの室伏は、リエティ国際(イタリア)とザグレブ国際で2連勝。国際陸連が今季導入した種目別優勝を決める「ハンマースローチャレンジ」で初代王座に就いた。

 今季世界最高の80メートル99もマークし「ロンドン五輪に向け、いい感触が少しずつ出てきている。何があってもメダルを取れるよう、じっくりと調整したい」と話した。

 11月の広州アジア大会は出場を辞退。全日本実業団対抗選手権(9月24~26日・新潟市)が今年最後の大会になる予定。