陸上男子ハンマー投げでアテネ五輪金メダルを獲得した室伏広治(ミズノ)の父、重信氏(65)が中京大体育学部教授を3月末で退職することが28日、分かった。陸上部には顧問として残り、投てき部門の指導は今後も続ける。

 重信氏はハンマー投げで日本選手権10連覇。アジア大会でも5連覇を達成し「アジアの鉄人」と言われた。

 また、同大陸上部の4月からの新体制で、広治がコーチに就任することが決まった。国内で練習する際には学生への指導にも当たるという。