<陸上:全日本実業団対抗選手権>◇2日目◇24日◇徳島・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

 男子200メートルは決勝進出者全員がオリンピックと世界陸上の代表という豪華メンバーになった。そのレースを制したのは実業団1年目の高瀬慧(22=富士通)で20秒62(追い風参考記録)。先月の世界陸上では1600メートルリレーだけの代表だったが、200メートルで準決勝まで進出した高平慎士(27=富士通)と斎藤仁志(24=サンメッセ)の2人を破った。高瀬は「みんな疲れていたと思いますが、この大会で勝てたことは自分にとって成長の1つ。来年のロンドン五輪は200メートルで出場したい」と、ステップアップすることを自身に期していた。