日本陸連強化委員会の永里初男子長距離部長は23日、来年1月から2月にかけてケニアで約3週間に及ぶ高地合宿を行うと発表した。

 対象選手はトラック部門の長距離選手5、6人程度。社会人では竹沢健介(エスビー食品)宮脇千博(トヨタ自動車)、学生では村沢明伸(東海大)鎧坂哲哉(明大)らが候補に挙がっている。

 標高約3000メートルの高地でケニア人選手とともに練習を行う。永里部長は「このままでは世界に置いていかれる。不便な所へ行き、食生活を含めてケニアのスタイルを体験してもらいたい」と合宿の狙いを説明した。