五輪マラソン代表の補欠となった赤羽有紀子(31=ホクレン)堀端宏行(34=旭化成)は14日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた研修会に、男女代表6人とともに、そろって参加した。

 昨夏の世界選手権で女子5位の赤羽は「今のところトラック種目で五輪を目指すつもりはない」と話し、来年の世界選手権(モスクワ)をマラソン代表で狙う新たな目標を掲げた。選考会の名古屋で8位に終わったレースには「走ったことに後悔はない」と強調した。

 世界選手権の男子で7位の堀端も「選考会の結果に悔いはない」と述べた。補欠として不測の事態に備えながら来年の世界選手権を目指す。