今年8月にモスクワで開催される世界選手権の代表選考会を兼ねた第32回大阪国際女子マラソン(27日、長居陸上競技場発着)の招待選手記者会見が25日、大阪市内のホテルで開かれた。

 昨夏のロンドン五輪長距離代表の福士加代子(30=ワコール)は、5年前の大会でフラフラになりながらゴールし、昨年は26キロ付近で失速。同大会は2度とも悔しい思いをした。雪辱の思いを「負けて終わるのは嫌。自己記録(2時間24分38秒)勝ちたいと思います」と話した。練習でも「後半に落ちることがなかった」という。一方で「先輩や後輩の力を借りて、最後においしいところを持っていこうかな~」と陽気な一面も忘れなかった。

 レースは午後0時10分にスタート。2時間24分を切って日本人1位になれば、世界選手権の代表に決まる。