中国反ドーピング機関は20日、昨年5月からことし1月まで蓄積した血液データを使った「生体パスポート」検査で、女子マラソンの王佳麗が異常な数値を示したと発表した。生体パスポートによる摘発は中国では初めてで、同選手は2月から資格停止処分を受けている。

 同機関によると、中国大運動会を控えたことし、ドーピング検査で陽性反応を示した件数は12になった。