<陸上:日本ジュニア室内大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

 陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(18=京都・洛南高3年)が、男子60メートル決勝で6秒59の室内日本ジュニア記録をマークして初優勝した。

 予選で6秒63を出して従来の同記録を0秒08更新していた。桐生は「1本目は自分の調整の感じで。2本目はタイムを狙い過ぎて力感が出た」と話しつつ「洛南高校のユニホームで出る最後の試合だったし、記録も狙いつつ楽しもうと思っていた。どっちも達成できて良かった」と満足げに話した。

 丸刈りで活躍してきたスーパー高校生も、今春の東洋大進学を控えて、昨年暮れから髪の毛を伸ばしている。考えている新たな髪形については「どんな風に生えてくるか分からないので…」と照れ笑いした。