ロイター通信によると、ジャマイカの反ドーピング機関は10日、陸上男子100メートルの前世界記録保持者、アサファ・パウエル(ジャマイカ)に18カ月の資格停止処分を科したと発表した。資格停止期間の開始は検体を提出した昨年6月21日にさかのぼり、ことし12月20日までとなる。

 31歳のパウエルは昨年6月に行われたジャマイカ選手権のドーピング検査で禁止薬物の興奮剤オキシロフリンに陽性反応を示し、予備のB検体も陽性だった。