2013年世界陸上選手権マラソン銅メダルの福士加代子(ワコール)がマラソンで15年世界選手権(北京)出場を目指さない方針でいることが13日、明らかになった。

 永山忠幸監督が「(この冬の)選考会には出ない。次の五輪を目指す上で走力を上げないといけない。世界との差はまだある」と説明した。

 同監督によると、32歳の福士は10月に右足小指の付け根を骨折した。現在はジョギングできるまでに回復しているものの、14日に宮城県で開催される全日本実業団対抗女子駅伝では補欠に回った。