<全国高校駅伝・女子>◇21日◇京都市西京極総合運動公園陸上競技場発着◇5区間(21・0975キロ)

 立命館宇治(京都)は8秒差で2年ぶりの頂点を逃した。荻野監督が「いい駅伝だった」と言うように、途中までは理想的なレース運びだった。2区の安藤が区間賞の快走で14秒差を逆転してトップに。3区の小西も区間賞で差を広げた。

 しかし、監督が「一番我慢しないといけないところ」と話した4区でリードを失った。大阪薫英女学院と同タイムでたすきを受けた5区、真部はアンカー勝負に敗れ「自分の走りをしようと考え過ぎた。力不足だったのは明らか」と涙ながらに話した。